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年末。 [つれづれ]

年末の掃除、どこから手を付けるか?

漠然と途方に暮れ、まずわたしがしたのはコーヒーを飲むこと。

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お気に入りのイッタラのマグ。この青い獣はなんだろう。

自然界に「青」って、「真っ青」って、ほとんどないんですよね、
わたしが知っているのは「オオイヌノフグリ」くらいかなあ。
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ちいちゃなかわいい花ですね、子どもの頃に畑や道端でよく見ました。
「オオイヌノフグリ」の「フグリ」って、大きな犬の陰嚢に似てるからだよーと、
ほんまかいな!? 反応に困る情報だよっそれ!?と、子ども心に思ったような、
そうでもないような。

……と、脱線していても掃除は終わらない・泣。

普段から掃除・洗濯はなるべくこまめにやりますが(ということは苦手は料理……)、
せっかくの年末だし、年末っぽい掃除をしたほうがいいのかしらん。
家人は家事をしないので(たぶん、なにをどうしたらいいかわからないだけでしょうけど)
孤独ではありますが、まあ、自分勝手にやっちまえってとも言える。

とりあえず、いつも通りのプロセスを辿り、
いつもは見て見ぬふりの隙間に手を突っ込んでみる。
いろんなカバーを剥して洗濯機に放り込む。
科学の力を借りて風呂にもくもくと防カビ剤を噴霧する。
使いこんだ雑巾は、今日を納めに遠慮なく使ってありがとうのごみ箱へ。
玄関の土間の部分も水拭きするといいそうですよ。本来は毎日(わたしは週一・爆)。
将来、いまより広い玄関の家に住めるようになるんですって。
昔、有名な風水師さん(ユミリーさん)にインタビューしたとき教えてもらいました。

まあ、実際、わたしは昔の家より広いところにいま住めてますね。

最後に、正月飾り。

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なんか、正月っぽくないですか?

今年は本当に長かったー、それだけいろんなことがあった。
え、あれ、今年の話!?というネタがゴロゴロしています。
歳を取ると一年が早いというけれど、歳を取ったぶんの時間のスピード感に、
出来事やそれを消化する心が追いつかないくらい、たっぷりでした。
けれど、すべてに“栄養分”があったことは間違いないと思います。

来年も(は)、丁寧に、地に足の着いたインチキなしの一歩ずつを。
たくさんの大切な人に、たった一人の大事な人に、お逢いできるように生きたいです。

ありがとうございました!そして、新しい年もよろしくお願いいたします!



やっと洗濯。 [フラ&タヒチアン]

先日のクリスマス連休に出演したももクロライブ着用の青い衣装。
やっと洗濯しました。

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……本来はクリーニングに出すのが正解なんですが、
ガシガシと、いえ、柔軟剤入り洗剤ふわふわとやさしく手洗いして。
日焼けしないよう注意しなければですね。

ここで着たものです。
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ももクロファン=もののふの皆さまにあたたかく見守られて踊るわたしたち。
ももクロちゃんたちが衣装替えする幕間のパフォーマンス
たぶん、右端が、わたしじゃないかと思います。
まさかステージ中の写真が見られるとは思わなかったのでうれしい。

細長いものを手に持ってるの、わかります?「プイリ」という楽器です。

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竹の先を割いた硬い楽器で、2本をパンパンと叩いたり、自分の肩に当てて鳴らす。
自分の肩に当てて鳴らすのがわたしはどうも苦手。手首が柔軟じゃないようで。
手首をひっくり返し、竹の割かれている側をくるりと自分に向けて肩に当てようとして、
ひたいを叩いたり、めがねを引っ掛けたり、髪を逆立てたりが、しょっちゅう。

傷だらけのフラダンサー・爆。うまくなりたいっ。

フラには楽器がいろいろあります。こんなのとか(「ウリウリ」というマラカスちっくな楽器)、
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こんなのとか(「イプ」はひょうたんですかねぇ?膨らんでる側を手のひらで叩く)。
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今年は怒涛のように踊りました。来年も踊ります!


トーマくん。 [ライター仕事]

トーマくん。

……なあんて、慣れ慣れしく呼ぶのはおこがましいのですが。

生田斗真さんをインタビューして書いた記事が、
現在発売中の「FLIX2月号」に掲載されてます。
表紙はこの方々。
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お題目は、映画『土竜の唄 香港狂騒曲』。シリーズ第2弾。実は初めて見ました。
わたしはどちらかというと舞台派で、映画を映画館で見ることはあまりない。
ふっと思い立ってDVDを借りることはあっても、ほとんど仕事の準備として。
こないだ呉で「この世界の片隅に」を見たのは、思えば、かなり珍しいこと。

舞台は常にライブ。役者も(スタッフも)観客も、同じ時空にいる。
お互いがお互いの時間と感情をコミットし合っているのが納得できるんです。
映画はスクリーンの中のみの存在で、終演しても裏から役者が出てくるわけじゃない。
そこが、なんとなく、潔さの面でどうしても舞台をオシてしまう理由でした。

でも、以前、ある俳優さんに数回インタビューする機会があり、その人が、
「生の感情」「生の瞬間」と、映画やドラマに向ける芝居に「生」を繰り返し強調した。
どういう意味だろう……? 「生」=「ライブ」じゃないの?
うむむと考え、ハッと、その人のある映画を見て「そういうこと!」と気づかされた。
カメラがとらえる一瞬の表情、情感、人間と自然の奇跡的な合致。
映画の中にも「ライブ」は山ほどある、というか、
「ライブ」を積み上げて映画になるのだなあと、ものすごく教えられまして。

その人はトーマくんではないんですが、この映画の中のトーマくんも「生っぽい」です。

おしゃべりできるかなー、うまく会話になるかなーと、初めての人はいつも緊張。
あ、もちろん、相手も人間ですから、初めてじゃなくても今日はどかなーとドキドキ。
で、トーマくんとのおしゃべりは、なんだかとても心地よかったんです。
すごーく盛り上がるとか、「だよね!」な共感が多いとかではないし、
最初はなかなか目が合わなかったりもしたけれど・汗、とにかく、いい気持ちなんです。

「FLIX」さんはいつもわたしの自由に書いてねと言います。
うれしいと同時に、文責の重みと期待に応えたい欲望において、気を引き締めて挑みます。
まずはトーマくん本人に、周囲の方々に、そしてオーダーしてくれた編集さんに、
喜んでもらいたい。そこに力が出せれば、きっと、読者にも喜んでもらえる。

ぜひぜひ本屋さんで手に取って見てください。

ももクロクリスマスライブに出演! [フラ&タヒチアン]

大人になって、クリスマスをどう過ごすか?について、
大人になる前より丁寧に考えられなくなったりしていましたが、
今年は違いました。びっくりビッグなイベントに参加。
23日金曜、24日土曜クリスマスイブの両日、幕張メッセにて、
ももクロのクリスマスライブ、略して【ももクリ】に
パフォーマーのフラダンサーとして踊ってきました!

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(わたしはサンタ右下、紫の高城れにちゃんの上です)

なんでまたこんなことになったのか?
わたしが習うフラ&タヒチアンクラスのNANA先生(サンタ下段左から2番目の美人
ももクロちゃんと同じスターダストという芸能事務所の所属、芸歴は先輩ですね。
彼女の尽力にて、今年夏にも、横浜アリーナのももクロライブで、
ライブ本体ではなく、外周イベントステージに出してもらい踊ったのですが、
このクリスマスライブのテーマが、偶然にも【さんさんサマーな夏】とのこと、
夏に続いて冬では、いよいよライブ本体に、というお話になったのです。

以前のブログ「フラ・クリスマス」【つれづれ】で書いたように、
クラスのクリスマスパーティもあり、そのおよそ10日後にはももクロライブ。

焦りました!ももクロ曲とコラボする新曲の振りが覚えられるのか!?
わたしは練習期間中にヘルペス帯状疱疹も発症してしまい(内緒にしました)、
気力・体力が持つのかどうか不安。実際、振りもなかなか頭に入らず、体も流れず、
みんなの足を引っ張ってしまったらどうしよう……。

「やると決めた。弱音は吐かないからやらせてください」
家人にも宣言したので、「疲れた」とは絶対に言わないようにしました。

クラスのパーティが終わると、毎年、クリスマスが終わった感満載ですが、
今年はほぼ毎晩ももくりレッスン。まるで部活。ほとんど部活。
普段は月に数回しか会わない仲間と毎晩会っている不思議を満喫しつつ、
22日木曜前夜から現地入り。

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あ……。ちょっと欠けちゃいましたが・汗、わたしたちは、
「奥山奈々とK Hula Studio10名様」。待ち時間にこんなごはんをせっせと食べます。

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衣裳は、NANA先生手作りの白ぽんぽんを胸に縫い付けた赤と、
このブルー。うーん、ツケマするとわたし、宝塚の“男役”風に振れちゃいますね。
顔が怖いのはご容赦くださいませ。

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先生と、仲間みんなと、長い時間を共に過ごし、同じ舞台で踊れて最高です。

ライブは本当にびっくりしすぎて笑いが出るほどの熱量。
ももクロファンの皆様は“もののふ”と呼ばれますが、もののふの皆さんやさしいんです。
幕間でももクロちゃんがいなくても、ひゅーひゅーと応援してくれます。
1日目は、ももクロちゃんと高木ブーさんとハワイアンアレンジでコラボ。
中央のステージに「奥山奈々とK Hula Studio10名様」。輪になって踊って、
くるっと回って真ん中を向いたとき、10個の顔が見える瞬間、
「あー、一緒に踊ってるー!」と実感してとてもとてもうれしかったです。

みんな、笑ってる。


ちなみに「K Hula Studio」ではイベントを盛り上げる美フラダンサー派遣!?してます!
http://khulastudio.pupu.jp/ ← 詳しくはこちら★

年一(ねんいち)パーマ。 [つれづれ]

芥川賞・直木賞の2016年下半期の候補が発表されたとのことで。

思い出しました。年一パーマ。「ねんいち・ぱーま」と読みます。

わたしはそれは見事なうねり髪。細かなくせ毛ではなく、堂々とうねるんです。
伸びれば伸びるほど左右非対称にうねる。収拾がつきません。
そのため、以前は、ほぼキノコ風なショートカットにしていました。
「キノコで」と言うと、「キノコね」と理解してくれる美容室があって。
前髪もぱっつん。伸びるたび(人が驚くほど)自分で好き放題切っていました。

ですが、引っ越したことでその美容室とは縁遠くなり、
フラを始めたことでショートにはできなくなり、
(前髪を盛ってウィッグつけるには多少の長さが必要なんです)
収拾のつかないうねり髪をどう御すか? その回答が「年一パーマ」。

年に一回、やや強めにパーマをかけます。先日今年のをかけました。

元から癖の強いうねり髪なので、強めのパーマならほぼ一年もつ。
コスパいいですね!

で、どうして芥川賞から思い出したかというと……。

昨年、年一パーマが仕上がって美容室の鏡で自分を見た時、「ん?」
誰かに似てる、誰かに似てる……。

のど元まで出かかって、「お!」

又吉だー!!

パーマ仕立ての自分が昨年の芥川賞作家の又吉にそっくり。
えー、まじー、いやしかし!誰も否定はできまい、似てる!

家に帰ってさっそく家人に「又吉なんだけど」と見せると、その夜から、
「まったよし!まったよし!またよしーまたよしー」と又吉コールが始まりました。
(ちなみに、広島カープ丸佳浩選手のよしひろコールのフレーズにのせて)

黒縁めがねにした時は、「うちに宮川大輔がいる」と言われていました。
以前の投稿【つれづれ】めがねをご参照★

宮川大輔に、又吉。最強コンビです。

又吉さんが悪いわけじゃないんですが、んもう又吉似は自他とも認めるもので、
髪を下ろすのがなんだか怖くてひっつめた一年間。
なので、今年の年一パーマの課題は、「脱・又吉」以外にありません。

新しい美容院に変えて、「又吉にならないようお願いします」と言いました。

お兄さん、「……」、無言。

のち、大爆笑となり、わたしの髪をいじるたび、思い出し笑いを堪えるんです。
おいおいっ!

約1時間後、「又吉にならないようにしました」と、出来上がり。

重ねて言いますが、又吉さんが悪いわけじゃないです。

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アイオーン(永劫)。 [タロット]

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今年の残り2週間ほどをどんな風に過ごせばいい?
……てなわけで、タロットを引いてみました。
カレントライフリーディング」といういまの人生全体を見渡す方法で、
写真は一部です。本当は全部で13枚引きます。
通常はこの引き方はあまりやりません。カード数が多くて情報が多すぎるから。
「結局、どうしたらいいの?」「なにが起きてるの?」ってなったら意味がない。
13枚を読み込む時間と覚悟(準備?)のあるときにやるといいですね。

で、結果。

ほほう……、渋い。

なんだか渋い展開です、でも、ものすごーくわかるカードがいっぱい出てる。

ざっくり読むと、「問題だと思っていることは(自分でこねくるような)問題じゃなく」、
「問題だと思ってない(見逃したい)ことに問題意識を持って取り組みなさい」的な。

渋いでしょ・汗!

お、「ムーン(月)」も来たじゃないの。
以前のブログ【つれづれ】「ムーン(月)」ご参照ください★

タイトル「アイオーン(永劫)」は、写真右奥のちょっと飛び出たカード。
遙かな見通しとか、再誕とか。こういうとちょっと難しく聞こえるかもですが、
行き詰って見えたものが、ひょっと、まだまだ未熟ながら新しく生まれ変わる、
そんな瞬間を味わうこともできるものなんです。

ずいぶん昔ですが、とある南の島で「アイオーン」経験したことがあります。
自ら手を挙げ、信号もコンビニもない南の島に仕事で1カ月ほど滞在。
自ら手を挙げ行ったのに、あまりの孤独と無力にさいなまれて泣きました。
と、見上げると満天の星。信号もコンビニもマックもない島だけど、
緑と海と鳥の聖地と空は宇宙規模的にある。泣いているわたしを星空が見下ろしている。
それに応えるようにしてふわりと星空を仰ぎ、「なんてちっぽけなんだわたし」と。
いきがって生きていた時代、ちっぽけな自分を、孤独な自分を、エゴだらけの自分を、
星空の視点で見ることが出来たような気がした。
「ちっぽけなんだからいいんだよ、それでいいの、ちっぽけなだけ、やればいい」

たぶん、あれが、「アイオーン」だったのではないかと思うんです。
その後に劇的にわたしが成長したかというと、そうではありませんが、すくなくとも、
それ以前よりは正直になっていったんじゃないかと思います。

クロウリーのトートカードの「アイオーン」には、宙の女神が描かれています。
女神の下には、まだ指を吸うような子どもが描かれています。そういうこと、なんです。

うーん、そういう時期、なんですね。
今年は、本当に濃い濃い時間でした。もちろん、
来年も、もっと濃く濃くする予定です・爆!


めがね。 [つれづれ]

たくさんの方にご心配、励ましをいただきました。
本当にありがとうございます、うれしかったです。


で。タイトルめがね」。

以前からずっとめがねです。高校時代からですか。
コンタクトしていた時代もありますが、どうやら極度のドライアイらしく常用は難しい。
人間の体ってすごいんですよ、
コンタクト始めて3カ月目くらいで突然目が充血しだしたのですが、
(あー、なんだかわたし、突然、ってのが多い……)
新しく異色なものを取り入れたとき、「なんだこりゃ?」と、体は、
とりあえず3カ月はがんばってみる。
でも、「やっぱダメだわ!」となると猛然と抵抗する、それが充血。
ほんと、人間の体ってすごいメッセージが詰まってますね。

以来、めがね一筋。

赤いのとか、金縁とか、青とか、黒とか、いろんなフレームを試してきました。

そしてこの夏、緑色にチャレンジ。新しいめがねにしたんです。

……が。

ほとんど気づかれてない・汗。

わたしと「めがね」の一体化は、まじもんで半端ないようです。
まさに「めがねは顔の一部です」。
「めがねがないとなんか足りない気がするね!」と言われることもあるほどで。


旧めがね・黒。これと、
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新めがね・緑。これ。
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……うーん。どこが違うんだ・苦笑?


「めがね変えたね!」と、言われないのも、しかたないですか。


ヘルペス帯状疱疹。 [つれづれ]

ヘルペス帯状疱疹。って。ペルセウス流星群、みたいですね。

……冗談です。

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ちょっと汚らしい写真ですみません。
ヘルペス帯状疱疹が右の足に突如湧いてから、一週間ほど経ちました。
ようやく、痒みも痛みも治まってきたところ。

ある晩、自宅で酒を飲みつつごはんを食べていたら、「かいっ!」。
急激に猛烈な痒みを覚え、目で見て確かめる前にぼりぼりかきむしりました。
洗濯物に茶毒蛾のりんぷんがついてたんじゃないの?」と家人は言いますが、
洗いざらしのものはその日は何も着ていない。
「えー、なんで、突然かいーんだけど。ぐー、かいー!!」

赤い発疹は、その翌日、ひどくなっていました。
虫さされなら、茶毒蛾だろうがテキトーに掻いてほうっておくのが常ですが、
これはちょっとないんじゃないかしらん。近所の病院に自転車でゴー。
この日に限って、行ったことのある病院2軒が例外のお休みで、
商店街のビル3階の古~い皮膚科をようよう見つけて飛び込みました。
患者がひとりも待っていないし……、大丈夫かいな? でも、
これがすこぶる丁寧なおじいちゃんドクター。

老人が新聞を読むときのような拡大鏡でわたしの発疹をじじっと眺め、
「ヘルペスだね」

……ん? なんだっけそれ? 聞いたことあるようなないような。

おもむろに本を開いてとくとくと説明してくれました。

で、原因は?

「過労だね」

……そ、そーですか。

雅子さま愛子さまの例もあるからねー、心的疲労もあるねー、と、
なぜかそんなたとえをしながら「まあ、基本的にはうつらないから」。
手術後やひどく弱っている人、老人などには多少危険ですが、
通常は、同じ風呂も洗濯も大丈夫で、タオルだけ念のため別にせよとのご達し。

帯状疱疹はその名の通り、神経に沿って帯のように体ぐるりに出るものですが、
わたしの場合、よく出るという腹や腰、胸は無事。いまのところ足だけです。
また、痒みより痛みが強いといわれますが、わたしは痛痒い程度で日常生活はできる。
この程度でよかったと思わないと。

ウイルス性の病気みたいで、ウイルス感染の治療薬を1日3回。これが高いっ!
3割負担の国保には痛みより辛いかも・爆。

はあー、ヘルペスまで出ちゃったの。

心身の疲労はすこし前から自覚症状アリ。気力でぶっちぎっています。
あとすこしだけがんばって、それから、ちゃんちゃんとお休みします!

映画『この世界の片隅に』。 [呉]

呉の戦争時代を描いた漫画『この世界の片隅に』の映画化。
神様が呼んでくれた!……としか思えない広島一泊出張のこのタイミングで、
呉のポポロという映画館で見てきました。

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11月に公開が始まり、まだやってくれているだろうか、と心配したけど、
呉ポポロでは、1日3回上映。
広島の映画館も探したけどいい時間帯が無く(もはや早朝か夜の回のみ……)
んー、呉か!呉を往復して帰路便に間に合うか!?と思いつつ。

いや、わたしは、呉で観ることにこだわるんだ。

広島駅のコインロッカーに荷物を放り込み、財布とスマホだけコートのぽっけに。
呉線でゆらゆら呉まで鈍行約50分。呉駅からは勝手知ったる道のりで中通り。
ド平日のド頭の回ですが、呉にしては客席が埋まっていました。
その多くが、あの戦争をなんらかの形で体験しているであろう世代。

背の丸いご婦人、白髪シワシワの紳士、ちいちゃくなったおばあちゃま。
客席を見るだけで、胸の中にわーんと響いていく感情の粒が芽生える。

♪ 悲しくて悲しくてとてもやりきれない
 このやるせないモヤモヤを だれに告げようか

オープニングの歌に耳の奥をツンと突かれました。
絵のやさしいタッチ、原作が漫画であることを活かした演出、なにより、
描かれる生活の、風土の、人々の、主人公の、そこに存在することに心を奪われました。
途中から、ほとんどわんわん泣き。わんわん泣いてもいいよって許された気持ち。
いえ。戦争だからと泣きを要求する話ではありません。
そうではなく、そういうことではなく、物語に同化して泣いていいのです。

帰りのエレベータで、一緒になったご婦人2人にどうしても聞きたくて、声をかけました。

「……思い出すねぇ、あのころを」

いいとも、悪いとも、悲しいとも、辛いとも、ひどいとも、言わない。

ただ、「思い出すねぇ」。涙いっぱいの赤い目。

お一人は、主人公のように広島から呉にお嫁に来た人。
もうお一人は、宮原で生まれて、主人公と同じ長ノ木にお嫁に来た人。

「じゃけど、わたしは疎開しとったけん。直接は知らんの」

ああ、そうだ。
うちの父も疎開組。だから呉空襲の大被害を直接は語れない。
でも、疎開だからこそ、いま、ここに生きていられるとも言えるのです。

この人たちから話を聞く、いまが最後のチャンスなんです。
わかっていたら、客席に片っ端から声をかけて話を聞いたのに……!

悔しい。そして、絶対に呉を書くんだという意思がさらに強まりました。
わたしは、絶対に、いま、このときをつかんで、呉を書く。

映画館を出ると、映画の背景にもしょっちゅう出ていた「灰ケ峰」の山が、
雨上がりの霧に包まれてすぐそばに見えました。
うちの実家は、灰ケ峰のふもとにあります。
灰ケ峰をこんなに意識したことはなかった。でも、
子どもの頃から背後にあるのが当然の山でしたから、
東京に出てまず、周囲ぐるりの360度に山の無いことに不安を覚えたものです。

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晴れてる日の灰ケ峰。呉の幼なじみ撮影のものをもらいました!

映画を見ながら、わんわん泣きながら、なぜか、一つのことを考えていました。
愛してる。
愛してる愛してる愛してる愛してる……ということを。
なにを愛してるのか、ハッキリわからないのですが、
愛してる、ということだけ、確信できました。



手紙。 [手紙]

先日、手紙を書きました。
その人宛の手紙は、これまで何度か書いたけど、
届けたものも、届けられなかったものも、破ったものも、あります。
お返事をもらったことはないです。

メールもあるけど、白く反射する平べったい画面に打ち込むと、
そこに並ぶ言葉がなんだか自分のものではないようで、
機械の作るきれいな文字がわたしではない者を演じるようで、
本当のわたしより強すぎて、正確な思いがうまく伝わらない。
そんな気がしまして。

便箋を取り出しました。

無印良品で買う一番シンプルな便箋なので、特徴もなにもないけれど、
A4の一回り小さなB5(だっけ?)のサイズはわたしにちょうどいい。
一枚の中身が、ちょうど、思いの一呼吸。
いつもは水性ボールペンの、水色や緑色やさくら色から
そのときの気分に添う色を選びますが、今回は鉛筆(シャープペンシル)で。
パソコンを使うようになって漢字がぜんぜん書けなくなったから、
どうせ間違う。
間違うたびにビリビリ便箋をちぎるより、消しゴムで直そうと開き直り。

おもしろいもので、手紙の下書きは、逆にスマホにしていました。
スマホのメモ機能に思いついたら書き、思いついたら書き足し、修正し、
それからおもむろに便箋に向かってシャープペンシルの芯をカチカチ。

いざ、文字を便箋に落とし始めると、これまたおもしろいのが、
スマホの下書き通りには書きたくないんです。
新しい文脈が浮かぶほどではないにしろ、表現がどんどん着地していく。

「まっすぐ」って、感じ。

スマホに書きなぐった感情的な言葉が、そぎ落とされて行くのです。
違う、言いたいのはそれじゃない、そこじゃない、と、
余計なものがふるい落とされ、真ん中のとこだけ残っていく。
手書きは面倒で疲れるから、あまりたくさんは書きたくなくなるってのもある。
意外と大事ですね、この感覚。

一通り書き上げてから、ちょこちょこと下手に直せないのも、手書きはいいと思った。
ちょこちょこ直すって、つまり、言い訳したり、つじつまを合わせたり、
自分を取り繕ったり演じはじめること。
スマホの下書きを放り出して途中から集中したインスピレーションを、
信じてみましょう。

手紙、手書き、しましょう。ぜひ、ご相談くださいね。
どんなにぐちゃぐちゃの思いも、この手でつづる言葉になって癒してくれます。

字の、大きさや形も、きっと、いい。汚いけど、いい。
いまのわたしそのまま。

無事に届いたでしょうか……。実は、わからないんです。
もうお返事はもらえないんです。そういう場所にいる人です。
一度くらい、ほしかったです。